DFBポカール2回戦が30日に行われ、マインツバイエルンが対戦した。

 ブンデスリーガ所属の2クラブが2回戦で早くも激突する。ヴェーエン・ヴィースバーデン(3部)との1回戦を延長戦の末に制し、3-1で2回戦へと駒を進めたマインツ。今夏から加入したMF佐野海舟は2回戦の先発メンバーに名を連ねている。対するは、2019-20シーズン以来の優勝を狙う“ドイツの盟主”バイエルン。1回戦でウルムを4-0で破った同クラブが、勢いそのまま勝利を目指して敵地へと乗り込む。

 試合は開始早々の2分にバイエルンがスコアを動かす。左サイドを突破したセルジュ・ニャブリがライン際のアルフォンソ・デイヴィスにパス。スピードに乗りながらボックス内にグラウンダーのボールを送ると、待ち受けていたハリー・ケインが走り込んできたジャマル・ムシアラにワンタッチで繋ぐ。至近距離からのシュートを確実に決め切り、流れるような攻撃でバイエルンが先制に成功した。

 劣勢が続くマインツも33分に決定機を作り出す。敵陣左サイドスローインを獲得し、短くパスを繋ぎながらパウル・ネーベルがボックス内のアルミンド・シーブにクロス。シュートはマーカーに防がれるが、フィリップ・ムウェネがこぼれ球をワンタッチでゴール前に蹴り入れる。しかし、反応したアントニ・カシのダイレクトボレーはニャブリがブロック。惜しくも得点には至らなかった。

 すると、38分にバイエルンがポゼッションで相手を揺さぶり、ドリブルで運んだコンラート・ライマーが右サイドで張るレロイ・サネにパス。左足に持ち替えてインスイングのクロスを入れると、ケインが相手を押さえ込みながらヘディングでシュートを放つ。一度はGKロビン・ツェントナーに防がれたものの、セカンドボールをムシアラが押し込んで追加点を挙げた。

 さらに45+1分、自陣でボールを奪ったバイエルンのカウンターが炸裂。相手のフリーキックから素早く攻撃に移行し、ケインが左サイドを走るA・デイヴィスにボールを出す。ドリブル突破はDFに阻止されたが、ペナルティエリア内に流れたこぼれ球をサネがシュート。しっかりと流し込んで3点目をマークした。

 その3分後には、ムシアラがチームの4点目を決めてハットトリックを達成。マインツは前半で4点のリードを許す苦しい展開となった。後半もバイエルンが主導権を握り、ボール支配率80パーセントを記録。マインツは後半45分で2本のシュートに留まり、そのまま4-0でバイエルンが勝利した。なお、佐野はフル出場している。

【スコア】
マインツ 0-4 バイエルン

【得点者】
0-1 2分 ジャマル・ムシア(バイエルン)
0-2 37分 ジャマル・ムシア(バイエルン)
0-3 45+1分 レロイ・サネ(バイエルン)
0-4 45+4分 ジャマル・ムシア(バイエルン)

マインツに勝利したバイエルン [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)

ジャマル・ムシアラのサムネイル
ジャマル・ミュージアラ ジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala, 2003年2月26日 - )は、ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州シュトゥットガルト出身のサッカー選手。FCバイエルン・ミュンヘン所属、ドイツ代表。ポジションはMF。ジャマル・ミュージアラと表記される場合もある。…
22キロバイト (1,607 語) - 2024年7月26日 (金) 17:03

(出典 「全盛期のメッシみたい」バイエルンの神童ムシアラ、衝撃の5人抜きゴールに大反響!「ウイイレやん」 | サッカーダイジェストWeb)


バイエルンのムシアラ選手がハットトリックを成し遂げる素晴らしいパフォーマンスを見せました!チーム全体の連携も抜群で、攻撃力の高さが際立っています。マインツとの試合では、バイエルンが見事な4得点を挙げ、観客を魅了しましたね。

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