コパ・デル・レイ準々決勝、レアル・ソシエダvsオサスナが6日にレアレ・アレーナで行われ、ホームのソシエダが2-0で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は81分までプレーした。
ベスト4進出を目指すソシエダは、直近のラ・リーガで1-2の敗戦を喫したオサスナ相手にホームでリベンジの勝利を狙った。久保は今回の一戦でスタメン起用となり、右ウイングに入った。
比較的静かな立ち上がりとなったが、アウェイのオサスナが優勢に進めていく。10分過ぎにはブディミル、アイマル・オロスがボックス付近で際どいシュートを続けて放ったが、いずれも先制点とはならず。
一方、序盤の守勢を凌いだラ・レアルはファーストチャンスをゴールに結びつける。21分、相手陣内右サイドでGKレミロからのロングボールに久保がヘディングで競り勝つと、これに反応したバレネチェアがオヤルサバルとのパス交換でゴール前に侵入。冷静に左足シュートをゴール左隅に流し込んだ。
久保を起点として攻撃から見事に先手を奪ったソシエダは試合の主導権も掌握。31分、マリンの果敢なハイプレスで相手のバックパスのミスを誘発すると、オヤルサバルからのプレゼントパスをゴール前でドフリーのブライス・メンデスが難なく無人のゴールへ流し込んで追加点を奪取した。
さらに、この直後には空中戦の競り合いの際にブライス・メンデスの背中に完全なアフターでのハイキックを見舞ったDFカテナがオンフィールド・レビューの末に一発退場となり、ラ・レアルは2点リードに加えて数的優位まで手にした。前半終盤はゲームコントロールに意識を傾けたなか、危なげなくリードを維持して試合を折り返した。
互いに選手交代なしで臨んだ後半もソシエダが冷静にゲームをコントロール。55分には殊勲のバレネチェアとオヤルサバルを下げてセルヒオ・ゴメス、オスカールソンを早いタイミングで投入した。
後半は2点のアドバンテージ維持を最優先にしながら低い位置や中盤でボールを動かす場面がメインとなったソシエダ。久保も前線でキープ力を発揮しつつも、無理に仕掛ける場面はなし。チーム同様にやや省エネモードでのプレーに。そして、81分にはベッカーとの交代でお役御免となった。
その後、試合はさしたる見せ場がないまま静かにタイムアップを迎え、オサスナにリーグ戦のリベンジを果たしたソシエダがベスト4進出を決めた。
レアル・ソシエダ 2-0 オサスナ
【レアル・ソシエダ】
アンデル・バレネチェア(前21)
ブライス・メンデス(前31)

(出典 news.nicovideo.jp)
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