永野芽郁が主演を務める映画『かくかくしかじか』の追加キャストが発表された。
本作は、数々のヒット作を生み出してきた漫画家・東村アキコが泣きながら描いたという自身の実話をもとにした実写映画。彼女の生まれ故郷の宮崎をはじめ、石川、東京の3つの街を舞台に、恩師との9年間のかけがえのない日々や、大切な人との出会いと別れが紡がれる。
このたび発表されたのは、主人公の明子(永野)と最恐の絵画教師・日高先生(大泉洋)をとりまくキャスト陣。明子のクラスメイトのクールなミーハー女子・北見役で見上愛、明子の絵画教室の後輩で、のちの東村アキコのアシスタントを務めることとなる佐藤役で畑芽育、明子の高校の後輩で、ヤンキーながら美術の才能に目覚める今ちゃん役で鈴木仁、明子が進学する金沢美術工芸大学で出会う運命の相手(?)となる西村くん役で神尾楓珠、明子の才能を見出した集英社のイケメンな担当編集者・岡さん役で津田健次郎、厳しい日高先生とは対極に、明子の絵を褒めて褒めて褒めまくる高校の美術部顧問役でくりぃむしちゅーの有田哲平、愛する娘に時に厳しく愛情を注ぐ母親役でMEGUMI、マイペースで明子にデレデレな父親役で大森南朋が出演する。
また、個性豊かな登場人物を映し出したキャラクター予告映像も公開された。本映像は、「明子先生、先生のこと描かないんですか?」という佐藤の言葉と、故郷・宮崎の海を見つめる漫画家・東村アキコとなった明子の後ろ姿で幕を開け、高校時代の夢見がちでぐうたらな明子と、竹刀を振り回し怒号を飛ばし、「チンパンジーみたいやな。今日からお前のあだ名は“チンパン子”じゃ」と、デリカシーのかけらもない言葉を投げつける最恐の絵画教師・日高先生との激動の日々が回想される。楽観的な明子に現実を突き付ける北見や、後輩の佐藤、日高に立てつくヤンキーの今ちゃん、進学した金沢での西村くんとの出会い、さらに優しいまなざしで明子を見守る大人たちが映し出され、最後にはあんなに恐ろしかったはずの恩師との、かけがえのない“ずっと描けなかった9年間”が描かれる。
■見上愛 コメント
今、ちょうど試写の帰り道でこの文章を書いています。個人的に、自分の学生時代のことを思いだすような作品で、いろんな先生たちの顔が浮かんできました。自分というひとりの人間に、真正面から向き合ってくれる人がいるかどうかで、人生の豊かさは変わっていくのだと感じます。皆さんの大切な人を思いだしたり、誰かと向き合うきっかけになる作品になりますように。
■畑芽育 コメント
昔から東村アキコ先生の大ファンでしたので、今回のお話をいただいた時は喜びと驚きと共についにあのかくしかが実写化するのか……!と胸が躍りました。
主演の永野芽郁さんとは約3年ぶりにお会いしたのですが、またこうしてご一緒することができて光栄でしたし、アキコ先生そのままの永野さんに終始感動しておりました。私もこの作品のいちファンとして公開を心から楽しみにしています。
■鈴木仁 コメント
お話をいただいた時、一読者として愛読させて頂いていた『かくかくしかじか』の世界に自分が入っていけるということがとにかく嬉しく、同時に不思議な感覚もありました。
そして、自分に預けていただいた役が、愛すべきヤンキー“今ちゃん”。
衣装合わせの際に、アキコ先生からの「おー! 今ちゃんだ!」という声をいただいたことが、撮影に臨むうえでの大きな自信になりました。
素敵な共演者の皆様・キャラクターとお芝居させていただき、役者としても刺激的な現場でした。
公開まで是非楽しみに待っていてください!
■神尾楓珠 コメント
今回、西村くんを演じるにあたって、とにかく爽やかで、優しくて、かっこいい西村くんでいることを意識して演じました。
永野さんとは久しぶりの共演だったのですが、本当に周りの空間すべてを明るく、キラキラさせてくれる方だなと、改めて感じました。
その姿は完全に明子でした。
明子とのデートシーンだったり、ただただ幸せで楽しい時間を過ごせていたので、その雰囲気が皆様に伝われば嬉しいです。
■津田健次郎 コメント
めちゃくちゃ素晴らしい原作の映画に参加することができて、とても嬉しいです。
役としても興味深いですし、実際にモデルとなった編集さんに取材させていただいて、贅沢な作り方をさせていただき、光栄です。素敵な作品になっていると思いますので、楽しみです!
■有田哲平 コメント
永野芽郁さんとはバラエティでご一緒することはありますが、演技のお仕事はNHK『半分、青い。』以来でしたのですごく緊張しましたが、とても楽しい撮影でした。
方言指導もいただいて、出身の熊本と宮崎での微妙な方言のニュアンスの違いが勉強になりました。
■MEGUMI コメント
自宅の本棚に大切に置いてある大好きな作品『かくかくしかじか』に参加できて本当に光栄です。
人生は人との出会いで大きく変わるという事をユーモラスなセリフと共にお届けします。
毎日のように現場に顔を出して宮崎弁のセリフの監修も東村さんがやって下さいました。
そんな東村さんの大切な物語。是非劇場でご覧ください!
■大森南朋 コメント
絶妙に可愛いお父さん役でして素敵なキャスト、スタッフの元へ
緊張した意識と、遊び心を持って楽しみに現場に行かせていただきました。
劇場公開楽しみにしております。
映画『かくかくしかじか』キャラクター予告
<作品情報>
『かくかくしかじか』
5月16日(金) 公開
公式サイト:
https://wwws.warnerbros.co.jp/kakushika/
(C)東村アキコ/集英社 (C)2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会

(出典 news.nicovideo.jp)
『かくかくしかじか』は、東村アキコによる日本の漫画。『Cocohana』(集英社)2012年1月号から2015年3月号まで連載された。 2025年に実写映画版が公開予定。 東村アキコが幼年時代からの生い立ちと、有名漫画家になるまでの女性漫画家版『まんが道』を想定して描く自伝エッセイ漫画。… 16キロバイト (1,925 語) - 2025年2月17日 (月) 20:15 |
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