舘ひろしが語る「あぶデカ」秘話と恩師・渡哲也さんへの思い

舘ひろしさんといえば、ドラマ「あぶない刑事」や「パパとムスメの7日間」など、幅広い役柄で多くの視聴者を魅了してきた俳優です。6月21日放送のMBS/TBS系「日曜日の初耳学」では、林修さんの人気企画「インタビュアー林修」に登場し、俳優人生の裏側を語ります。この記事では、舘ひろしさんの代表作の舞台裏や、恩師・渡哲也さんへの思い、石原軍団との絆について、初心者にもわかりやすく紹介します。

1. 舘ひろしが「あぶデカ」で作り上げた新しい刑事像

舘ひろしさんの代表作として、多くの人が思い浮かべるのが「あぶない刑事」です。1986年に放送が始まったこの作品は、刑事ドラマでありながら、アクション、ユーモア、ファッション性を兼ね備えた作品として人気を集めました。

舘さんは柴田恭兵さんとともに、従来の硬い刑事像とは違う、スタイリッシュで軽やかな刑事を演じました。「セクシー大下、ダンディー鷹山」というおなじみのフレーズも、実は現場でのアドリブから生まれたものだったといいます。こうした自然な掛け合いが、作品の魅力をさらに引き立てていました。

また、舘さんのサングラス姿は作品を象徴するスタイルのひとつです。しかし、その裏には「カンペを見るために便利だった」という意外な理由もあったそうです。かっこよさの中に少しお茶目な一面があることも、舘ひろしさんが長く愛される理由のひとつといえるでしょう。

2. 石原プロ時代に育まれた仲間との強い絆

舘ひろしさんを語るうえで欠かせないのが、石原プロでの経験です。石原プロは、石原裕次郎さんを中心に多くのスターを生み出した芸能事務所で、硬派な男たちの集団としても知られていました。

番組では、石原良純さんがVTRで登場し、当時の舘さんとのエピソードを語ります。渡哲也さんから「良純をちゃんと教育しておけ」と任された舘さんは、先輩として熱い指導をしていたそうです。厳しさの中にも愛情があり、今だからこそ笑って話せる関係性が感じられます。

一方で、石原軍団はただ厳しいだけの集団ではありませんでした。石原良純さんは、女性には徹底して優しく、世界一ジェントルマンな軍団だったとも語っています。強さと優しさをあわせ持つ姿勢は、舘さんの現在の立ち居振る舞いにもつながっているのかもしれません。

3. 恩師・渡哲也さんから受け継いだ俳優としての心

舘ひろしさんにとって、渡哲也さんは俳優人生の大きな支えとなった存在です。舘さんは29歳のときに石原プロへ移籍し、そこで渡さんと深く関わるようになりました。

移籍直後、渡さんから「これからはお互いに傷を舐め合っていこうな」と声をかけられたことを、舘さんは大切な記憶として振り返っています。この言葉には、芸能界で生き抜く厳しさを知る先輩から後輩への、深い思いやりが込められていたのでしょう。

また、舘さんは石原プロの先輩たちが本当に作りたかった映画への思いも受け継いでいます。テレビドラマで事務所を支えながらも、大きな映画を作る夢を抱き続けた先輩たち。その思いを自分の手で形にしたいという舘さんの言葉からは、恩師や仲間への強い敬意が伝わってきます。

4. 「パパとムスメの7日間」で見せた新しい魅力

舘ひろしさんの俳優人生における大きな転機のひとつが、ドラマ「パパとムスメの7日間」です。この作品では、父親と娘の心が入れ替わるという設定の中で、舘さんは女子高生の心を持つ父親を演じました。

それまでの舘さんには、ダンディーで渋い大人の男性というイメージが強くありました。しかし、この作品ではコミカルでかわいらしい演技にも挑戦し、視聴者に新鮮な印象を与えました。50代で女子高生らしいしぐさを研究したというエピソードからも、役に真剣に向き合う姿勢が伝わります。

この挑戦によって、舘さんは「あぶデカ」のようなかっこいい役だけでなく、親しみやすくユーモアのある役も演じられる俳優として、さらに幅を広げました。長く第一線で活躍できる理由は、過去のイメージにとどまらず、新しい役柄に挑み続ける姿勢にあるといえます。

まとめ

舘ひろしさんは、「あぶない刑事」で新しい刑事像を作り上げ、「パパとムスメの7日間」では意外性のある演技で視聴者を楽しませてきました。その背景には、石原プロで培った仲間との絆や、恩師・渡哲也さんから受け継いだ俳優としての心があります。

かっこよさだけでなく、ユーモアや優しさ、そして作品や人への真心を持ち続けていることが、舘ひろしさんの大きな魅力です。番組を通してその歩みを知ることで、代表作をもう一度見返したくなる人も多いのではないでしょうか。

管理人コメント 

サングラスがカンペ見るためにも便利だったって話、自分はこういう裏話かなり好きです笑 かっこよさの理由が全部計算じゃなくて、なんか現場の都合も混ざってるのが逆に良いんですよね…。