『豊臣兄弟!』光秀役・要潤、異例のワイヤーアクションに驚き「キングダムかなと(笑)」
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で明智光秀を演じる要潤さんが、話題となったアクションシーンの撮影秘話を明かしました。大河ドラマでは珍しいワイヤーを使った演出に、要さん自身も驚いたといいます。
この記事では、トークイベントで語られた撮影の裏側や、要さんが明智光秀役に込めた思い、小栗旬さんとの共演エピソードを初心者にもわかりやすく紹介します。
1. 要潤と内藤剛志が『豊臣兄弟!』のトークイベントに登壇
明智光秀役の要潤さんと、光秀の重臣・斎藤利三役を務める内藤剛志さんは、2026年7月26日に東京都内で開催された「~天下人の夢から450年~プレミアム豊臣トーク」に登壇しました。
このイベントは、大河ドラマをきっかけに、豊臣家や戦国武将と関係の深い滋賀県の歴史や文化を伝える目的で行われたものです。2026年は、織田信長が築いた安土城の築城から450年という節目にもあたります。
会場ではドラマの見どころだけでなく、撮影現場で起きた出来事や、俳優同士の関係についても紹介されました。なかでも注目を集めたのが、本能寺の変へとつながる信長と光秀の激しい場面です。
2. 本能寺の変を意識して明智光秀を演じた要潤
『豊臣兄弟!』は、仲野太賀さんが演じる豊臣秀長を主人公に、兄の秀吉とともに天下統一への道を進む姿を描いた作品です。第27回では、光秀が斎藤利三に信長討伐を命じ、本能寺の変が始まりました。
要さんは、出演当初から本能寺の変につながることを意識して光秀を演じていたと振り返っています。信長に対する尊敬や恐れ、不満などが少しずつ積み重なり、最後に大きな決断へ変わっていく流れを大切にしたそうです。
光秀と信長の主従関係を表現するため、要さんは撮影以外の場面でも、小栗旬さんと一定の距離を保っていました。普段から親しくなりすぎると、2人の間に必要な緊張感が薄れてしまうと考えたためです。
3. 信長の折檻シーンでは小栗旬が実際に要潤を殴る
光秀が信長への反逆を決意する直前には、信長が光秀を激しく折檻する場面が描かれました。折檻とは、厳しく叱ったり、罰を与えたりすることです。
要さんによると、撮影では迫力を出すため、自ら小栗さんに強く殴ってほしいと頼んだといいます。演技とはいえ実際に衝撃を受けるため、撮影後には痛みも残ったそうです。
小栗さんは日頃から体を鍛えていることでも知られています。要さんがその体の強さについて冗談交じりに不満を口にすると、内藤さんから小栗さんを嫌っているのかと質問されました。要さんは笑顔で否定し、2人の信頼関係が感じられるやり取りとなりました。
4. 大河ドラマでは珍しいワイヤーアクションに驚き
特に大きな話題となったのが、信長が光秀へドロップキックを放つ場面です。ドロップキックとは、ジャンプしながら両足で相手を蹴る、プロレスなどで見られる技を指します。
このシーンでは、出演者の体をつり上げて動きを補助するワイヤーアクションが使われました。歴史上の人物を描く大河ドラマとしては意外性のある演出だったため、要さんは映画『キングダム』の撮影を思い出したと明かしています。
要さんがワイヤーを装着したのは、『キングダム』以来だったそうです。完成する映像の激しさを考え、光秀の負傷がより伝わるように、撮影直前に血のりを追加することも提案しました。
大胆なアクションは視聴者を驚かせましたが、単に派手さを狙ったものではありません。信長と光秀の関係が修復できないほど悪化し、光秀が謀反へ向かう決定的な場面として、2人の緊張を強く印象づけました。
まとめ
『豊臣兄弟!』で明智光秀を演じる要潤さんは、最初から本能寺の変を意識し、信長との距離や緊張感を大切にしながら役を作っていました。小栗旬さんに実際に強く殴ってもらうなど、迫力ある場面の裏には俳優たちの工夫がありました。
大河ドラマでは珍しいワイヤーアクションやドロップキックも、信長と光秀の対立を印象づける重要な演出です。撮影秘話を知ったうえで該当する場面を見返すと、光秀の迷いや決意をより深く理解できるでしょう。

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